アクアリウム用フィルター完全ガイド|種類別の選び方・水槽サイズ別おすすめと最安値比較

フィルターとは?アクアリウムの命綱

フィルターは水槽の水を循環させながらろ過し、魚や水草が生きられる水質を維持するための装置です。ろ過には「物理ろ過(ゴミを取る)」「生物ろ過(バクテリアが有害物質を分解)」「化学ろ過(活性炭等で吸着)」の3種類があり、フィルターはこれらを担います。どれを選ぶかは水槽サイズ・生体・レイアウトの目的によって変わります。

フィルターは「水槽の外に出る装置」として存在感が大きく、設置スペースの確認と見た目の整合性がレイアウト設計の重要な要素です。AquaDraftでは外部フィルター・フィルターパイプを3Dで配置して、水槽台まわりのスペースと取り回しをシミュレーションできます。

フィルターの種類と特徴

1. 投げ込みフィルター(ブクブク)

水槽の中に直接投げ込んで使うシンプルなフィルターです。エアポンプで動かすため電気代が安く、¥387〜と最も安価です。ろ過能力は低めなので30〜40cm以下の小型水槽・金魚鉢・サブフィルターとして使います。水作エイトコアが定番中の定番で、40年以上のロングセラーです。

項目詳細
向く水槽30cm以下・サブとしてならどんな水槽でも
メリット安価・手軽・サブフィルターとして使いやすい
デメリットエアポンプのブクブク音・景観への影響・大型水槽には不向き
代表製品水作エイトコア S/M/L

2. スポンジフィルター

スポンジをろ材にしたエアリフト式フィルターで、物理ろ過よりも生物ろ過に優れています。稚魚や小型エビを吸い込まない設計のため、繁殖水槽・稚魚水槽・シュリンプ水槽の定番です。テトラ ツインブリラントフィルターが人気で¥780〜程度です。

項目詳細
向く水槽繁殖水槽・稚魚水槽・シュリンプ水槽・サブ
メリット稚魚・エビを吸わない・生物ろ過が優秀
デメリット景観への影響・大型水槽には不向き
代表製品テトラ ツインブリラントフィルター・LSS スポンジフィルター

3. 上部フィルター

水槽の上に乗せて水を上に汲み上げてろ過する、60cm水槽の定番フィルターです。ろ材スペースが広く生物ろ過能力が高い上、メンテナンスが上から行えるため簡単です。ただし水槽上部を占有するため水草水槽やライトを上から当てるレイアウトには向きません。GEX グランデカスタム600が最も売れています(¥6,446)。

項目詳細
向く水槽60cm金魚・熱帯魚・上部空間を使わないレイアウト
メリットろ過能力が高い・メンテナンスが楽・コスパ良好
デメリット水槽上部を占有→ライト設置の制限あり・水草水槽には不向き
代表製品GEX グランデカスタム600・コトブキ スーパーターボ

4. 外部フィルター

水槽の外(台の中)にフィルター本体を置き、パイプで水を引き込んでろ過する方式です。水槽内にフィルター本体が入らないためレイアウトの自由度が最も高く、水草水槽・ネイチャーアクアリウムの定番選択です。エーハイム クラシックが世界的な定番で、2213(45〜60cm向け・¥14,980)・2215(60〜75cm向け・¥22,800)が特に人気です。

項目詳細
向く水槽45cm〜・水草水槽・こだわりレイアウト全般
メリット水槽内スッキリ・静音・ろ過能力高い・見た目が整う
デメリット初期費用が高い・設置にパイプが必要・呼び水が必要
代表製品エーハイム クラシック2213/2215/2217・テトラ EX75Plus

5. 底面フィルター

底床の下にフィルタープレートを敷き、底床全体をろ材として使う方式です。生物ろ過能力が非常に高く、シュリンプや小型魚の飼育に向きます。ただしソイルとの相性が悪く(詰まりやすい)、水草のレイアウト変更が難しくなります。GEX マルチベースフィルター(¥538〜)が定番です。

項目詳細
向く水槽シュリンプ・小型魚・砂利底床水槽
メリット生物ろ過が最強クラス・安価・水槽内がスッキリ
デメリットソイルと相性が悪い・レイアウト変更が困難
代表製品GEX マルチベースフィルター・水作 ボトムフィルター

水槽サイズ別おすすめフィルター

水槽サイズおすすめタイプ代表製品目安価格
〜30cm(小型・ボトル)投げ込み or スポンジ水作エイトコア S¥387〜
30〜45cm(小型)スポンジ or 外部テトラ ツインブリラント・テトラEX35¥780〜
45〜60cm(中型・標準)外部 or 上部エーハイム2213・GEXグランデカスタム600¥6,446〜
60〜75cm外部エーハイム2215¥22,800〜
90cm〜(大型)外部(大型)or 上部(大型)エーハイム2217・GEXデュアルクリーン600¥30,000〜
シュリンプ・繁殖水槽スポンジ or 底面LSS スポンジフィルター・GEXマルチベースフィルター¥500〜

AquaDraftで外部フィルターの設置スペースを確認しよう

外部フィルターを選ぶ際に見落としがちなのが「水槽台の中に収まるかどうか」です。エーハイム2215は径18.5×高43.5cmとそれなりのサイズがあり、水槽台の扉を開けた奥行きに収まるか事前確認が必要です。

AquaDraftでは外部フィルター・フィルターパイプを3Dで配置し、水槽台まわりの全体レイアウトをシミュレーションできます。どこにフィルターを置き、パイプをどう引き回すかを購入前に確認することで、設置後の「入らなかった」「ケーブル・パイプが邪魔」を防げます。フィルターパイプの選び方・種類の詳細はフィルターパイプ完全ガイドもご覧ください。

フィルター 最安値ショップ比較【2026年6月時点】

製品種類向く水槽チャーム価格リンク
水作エイトコア S投げ込み30〜40cm¥387チャームYahoo
エーハイム クラシック2213(ろ材付)外部45〜60cm¥14,980チャームYahoo
エーハイム クラシック2215(ろ材付)外部60〜75cm¥22,800チャームYahoo
GEX グランデカスタム600上部60cm¥6,446チャームYahoo

※価格は2026年6月執筆時点のものです。在庫状況により変動しますので、リンク先で最新価格をご確認ください。

まとめ:目的に合ったフィルターを選ぼう

フィルターは「サイズと目的を決めてから選ぶ」が鉄則です。水草水槽や見た目を重視するなら外部フィルター一択、手軽に始める金魚・60cm水槽なら上部フィルター、小型・サブ用途なら投げ込みかスポンジが最適です。購入前にはAquaDraftでフィルター・パイプを含めた水槽周辺全体のレイアウトをシミュレーションして、設置イメージを固めてから選びましょう。